スズキ MRワゴン
2011年1月20日(木)軽乗用車“MRワゴン”を約5年ぶりにフルモデルチェンジし、発売。
エクステリアは、個性的なスタイリングと広々としたキャビンを実現するロングルーフ&ロングキャビンデザインを採用。Aピラーの角度を起こし気味にした新型のデザインは、スクエアで新鮮なイメージを創出するとともに、前席の開放的な居住性にも寄与する。
インテリアは、シンプルかつモダンな空間が追求された。室内側面まで続く白色のインパネガーニッシュやエンジンを始動すると表示が浮き上がる自発光メーターなどにより個性を演出。なかでも特徴的なのは、タッチパネル方式の新設計オーディオシステム。
平らな黒のパネルに、白いスイッチ表示が浮かび上がる静電容量式のタッチパネルをもち、指先で軽く触れたりスライドさせることで操作できるようになっている。
シートアレンジについては、ワンアクションで荷室をほぼフラットにできるダブルフォールディングリヤシートを採用したほか、左右独立スライド式ラゲッジボードにより、リヤシートのスライド位置にかかわらず、荷室をほぼフラットに使えるように工夫されている。
エンジンは、燃費、走り、静粛性を大きく進化させた新開発R06A型エンジンを採用。トランスミッションは、副変速機構付きのCVTが組み合わされる。この高効率パワートレインの特徴をさらに引き出すのが、軽量なボディ構造だ。新型MRワゴンでは、高張力鋼板を効果的に使用するなどの工夫により、全高 1550mm以上のハイトワゴンではクラス最軽量となる790kgを実現。従来車と比べ、約30kgのダイエットに成功した。
・G:113万1900円(FF)/124万9500円(4WD)
・X:121万5900円(FF)/133万3500円(4WD)
・T:139万3350円(FF)/151万950円(4WD)
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